新潟市中央区大島の浅井歯科医院
今回は、歯の移植治療についてです!!
当医院では、できる限り歯の保存に努めるようにしておりますが、どうしても保存できず、抜歯になるケースもあります。
抜歯になった場合、その後の治療には、ブリッジ、デンチャー(入れ歯)、インプラント、歯の移植治療などがあります。
今回の患者さまのケースは下顎左側第二大臼歯保存不可(虫歯がかなり大きい状態)抜歯、同日に移殖歯:上顎左側第三大臼歯(親知らず)を抜歯し、下顎左側第二大臼歯の部位に移植。
術前のパノラマ写真:上顎左側第三大臼歯(親知らず)を下顎左側第二大臼歯の部位に移植予定!
移殖歯:上顎左側第三大臼歯(親知らず)を抜歯
歯根の湾曲が強い部分は歯根端切除行い根尖封鎖
左:下顎左側第二大臼歯の部位に移殖歯:上顎左側第三大臼歯(親知らず)を移植。
(頬側が近心にくるよう移植:上顎の歯を下顎に移植したため、今後の補綴物の形態を考え移植)
右:移植直後のレントゲン写真
移殖歯の根の治療後のレントゲン写真
揺れもない状態です。
移植して約2か月!!
左:コア(土台)を立てた状態です
右:仮歯の状態です
仮歯で経過を見ながら、最終補綴物に移行していきます。
<歯の移植はすべてのケースができるわけではありませんが、自分の歯を利用できる良い治療法のひとつです>
歯の移植治療のご相談等は当医院までご連絡ください。
新潟市中央区大島の浅井歯科医院